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パイプ・オルガン pipe organ |
パイプに風を送って音を出す鍵盤楽器。数千本にも及ぶパイプが一斉に煙を吐き出す様は壮観である。 |
バス bass |
男声の最も低い声域を指す。稀に王様や公爵になるが、生涯の大部分は悪魔や悪代官として暮らす。声を全身に響かせるため下腹部への刺激が強く、×××が多い。 |
バックグラウンド ・ミュージック background music |
BGMと略する。背景音楽。また職業婦人のための癒し系音楽も指すが、これは最近ではOLMという。 |
白鍵 white key |
よいよい。⇔黒鍵 |
バッハ, J.S. Bach, Johann Sebastian |
1685~1750〔独〕 ドイツ・バロック音楽の偉大な作曲家であるが、メンデルスゾーンが再評価するまでは忘れられていた。音楽一族の生まれで「大バッハ」と呼ばれる。「ばっはっは」と笑ったかどうかは不明。 |
パッヘルベル Pachelbel, Johann |
1653~1713〔独〕 ブクステフーデと並び「バッハ以前の」ドイツ最高の作曲家。「 」が悲しい。コラール前奏曲など多数。「カノン」は有名(⇒バラード) |
ハーディ・ガーディ hurdy-gurdy |
棹のないリュート型の胴体に旋律用の弦と持続音用の弦があり、鍵盤状のもので音程を決め、回転板で擦って音を出す。西ヨーロッパで9世紀頃から存在し、15世紀以降、物乞いのために演奏する楽器として蔑視された。一部は東洋に伝わり般若心経の伴奏に用いられた。これを「ギャーテイ・ギャーテイ」と呼ぶ。 |
パート・リーダー part leader, part master |
オーケストラ・合唱団・吹奏楽団などで、各パートやセクションの責任者を指す。パート・マスターともいう。それぞれの首席奏者であるケースも多いが、人徳によって選ばれる中間管理職である場合も少なくない。 |
ハープ harp |
竪琴型の弦鳴楽器。重く持ち運びが不自由なため「飛んでもハープ」とは言わない。ブルース・ハープはハーモニカのことである。 |
浜松市 Hamamatsu city |
大楽器メーカーがあることから「楽器の街」と呼ばれるが、まれに側溝を鰻が泳いでいるのを見かける以外は、普通の工業都市である。【名産】うなぎパイ、やらまイカ |
ハミング humming |
唇を閉じて鼻から息を出して歌うこと。楽譜に hum. と書いてあるからといって「フムー」と歌ってはいけない。 |
ハーモニウム harmonium |
リードに風を送って発音する、いわゆるリード・オルガンと呼ばれる鍵盤楽器。パイプ・オルガンより小型で、足踏み式の鞴(ふいご)で送風する。村の鍛冶屋にはなくてはならない楽器。 |
バラード ballade |
譚詩曲。中世イギリスの舞曲から発展。現代日本のポピュラー界で「バラード」と呼ぶ作品のコード進行は、7割以上が「パッヘルベルのカノン」の亜流である。 |
バラライカ balalaika |
ロシア、ウクライナなどの撥弦楽器。胴が三角形でイカの頭部に似ていることから、この名がついた。浜松名産の「やらまイカ」とは縁戚関係にある。 |
バリトン baritone |
日本人男性に最も多いやや低めの声域。テノールやバスで使いものにならない人たちが集うが、意外に理知的な役が多い。屈折した役はもっと多い。 |
バルカロール barcarolle |
⇒舟歌 |
番号オペラ number opera |
中の楽曲に番号がつけられた古典的オペラのこと。1曲ごとの独立性が高く、その都度拍手が起きるため、死人が立ち上がってお辞儀をすることも珍しくない。⇔楽劇 |
バンジョー banjo |
円形の胴をもつギターの一種。ギターがアフリカに入り、さらにアメリカにもたらされて現在の形になった。初期のものは弦の張力が弱かったため、ハラン、ハランという音がした。アラバマ→ルイジアナ間の旅行に欠かせない楽器。 |
バンドネオン bandoneon |
鍵盤はなく、代わりにボタンで奏するアルゼンチン式アコーディオン。手革には電飾が付けられる。 |
パンパイプ panpipes, panflutes |
筏状に並べた長さの異なる管に息を吹き込んで鳴らすフルート属の気鳴楽器。古くはパン神の持ち物とされ、パンフルートとも呼ぶ。表面に装飾を施すこともあるが、スッピンでつるつるしたものはパイパンプと呼ばれる。 |
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